シグナリフトは効果なし?ほうれい線は消えるか

シグナリフトでほうれい線は消えるか

加齢とともにどうしても目立ってきてしまうほうれい線。

食事や生活習慣の改善、マッサージなど自力でどうにかできればベストであるものの、現実的にそれも限界があります。そんな人に一度試してみて欲しいのがシグナリフトです。

とはいえ玉石混交の美容業界においてシグナリフトは信用できるのか?本当に効果がるのか気になるところですよね。「医師が推奨」「再生医療センターが開発」など聞こえの良い文言も、どこまで信用していいのか…

そんな疑問にお答えするべく、シグナリフトのほうれい線に対する効果や信頼度、コストパフォーマンスにいたるまで、悪いところも含めしっかりと紹介していきたいと思います。

    目次
  1. シグナリフトの全成分
  2. シグナペプチドとは?
  3. 5つの成長因子(グロスファクター)
  4. TVで活躍している医師が推奨
  5. 再生医療センターが開発って本当?
  6. シグナリフトでほうれい線は消えるのか?
  7. シグナリフトの価格は?
  8. 30日間の返金保証がある
  9. シグナリフトの総評

シグナリフトの全成分

まず、シグナリフトにどんなものが入っているのか知るために、全成分から見てみましょう。

シグナリフト
成分

プロパンジオール
ペンチレングリコール
チレッタセンブリエキス
ヘキサペプチド-33
スフィンゴミエリン
オリゴペプチド-24
オリゴペプチド-34
オリゴペプチド-41
デカペプチド-4
カプロオイルテトラペプチド-3
加水分解コラーゲン
ヒアルロン酸Na
加水分解ヒアルロン酸
カルボキシメチルヒアルロン酸
水溶性プロテオグリカン
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
ヒメコウジ葉エキス
水添ホスファチジルコリン
フィトステロールズ
セラミドNP
フラーレン
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
シア脂
カプリル酸グリセリル
グリセリン
キシリトール
デキストラン
マルトデキストリン
キサンタンガム
BG
PVP
カルボマー
水酸化K

シグナリフトの肝となる成分は独自開発の「シグナペプチド」を筆頭に、5種の成長因子(グロスファクター)、そして保湿やアンチエイジングに効果がある複数の成分という組み合わせになっています。

近年、美容や育毛などの分野で成長因子が注目を浴びており、そこに目を付け追求した美容液といったところでしょうか。

加水分解コラーゲンやヒアルロン酸、セラミド、フラーレンなど基本もしっかりと抑えているあたり、シグナペプチドやグロスファクターだけに頼らない姿勢が見て取れます。

シグナペプチドとは?

「…と言われても何が何だか分からない」というあなた、それも当然です。グロスファクターうんぬんの知識がある女性のほうが稀。

ではまずシグナリフトが最も力を入れているシグナペプチドについて詳しく掘り下げてみましょう。

シグナペプチドの効果は大きく分けて3つ。

  • 表皮においてセラミドの産出を促す
  • 真皮でコラーゲンの産出を促す
  • 皮下組織でKGFを生み出し真皮のハリや弾力を取り戻す

セラミドの生成をサポートすることで肌を保湿。しわやほうれい線の大敵である乾燥を防ぎつつ、真皮においてコラーゲンの生成を促すことでハリや弾力のある肌に導く。そしてKGFによってそれを維持するというシステム。

ほうれい線やしわ対策として考えればとても理に適っています。

5つの成長因子(グロスファクター)

シグナペプチドばかりに目が行きがちなシグナリフトですが、5つ配合されるグロスファクターも見逃すことはできません。

その内訳は…

  • EGF(オリゴペプチド-24)
  • TGF(オリゴペプチド-34)
  • IGF(デカペプチド-4)
  • HGF(カプロオイルテトラペプチド-3)
  • KGF(チレッタセンブリエキス)

はい、意味が分かりません。

ひとつずつ簡単に説明していきましょう。

EGF(オリゴペプチド-24)

EGFは上皮成長因子と呼ばれ、細胞の増殖や分裂を促進させる作用があります。

真皮ではなく上皮の修復や再生を促す作用を持つため、真皮の衰えが原因となるほうれい線や深いしわに対しては直接働きかけるわけではありませんが、荒れた肌を修復することによって水分の蒸発や乾燥を防ぐ間接的な効果が期待できます。

ちなみにオリゴペプチド-24は厳密にはEGFではなく、近い働きをするEGFペプチドになります。

TGF(オリゴペプチド-34)

TGFは真皮の線維芽細胞を刺激しコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促す増殖因子で、肌のターンオーバーを促進させることでも知られています。

オリゴペプチド-34はオリゴペプチド-24同様TGF様成長因子。

IGF(デカペプチド-4)

IGFはインスリン様成長因子と呼ばれ、人間の細胞全ての成長に関わっています。当然肌や皮膚の成長にも大きな影響を与えています。

デカペプチド-4はそんなIGFに近い働きをするように作られたペプチドで、IGF様ペプチドとも。…つまりインスリン様成長因子様ペプチド?ややこしい…

HGF(カプロオイルテトラペプチド-3)

HGFは肝細胞増殖因子で、カプロオイルテトラペプチド-3はHGF様成長因子ということになります。

HGFは名前が示す通り肝臓の再生に寄与する成長因子ですが、カプロオイルテトラペプチド-3は表皮と真皮の境目である基底層のアンチエイジングに役立つといわれています。

KGF(チレッタセンブリエキス)

KGFはFGF-7とも呼ばれる線維芽細胞増殖因子。

名前を聞くと真皮のコラーゲンやエラスチンを産出する線維芽細胞を増やしてくれそうな印象を受けますが、実際は様々な細胞や組織の分裂・増殖に携わる。

チレッタセンブリエキスは表皮や真皮、その間の基底層を強化するとされます。ただ、チレッタセンブリエキスをKGFと呼んでいいのかはちょっと疑問。

TVで活躍している医師が推奨

シグナリフトの公式サイトではテレビで活躍している女性医師が大絶賛していると謳われています。その女性医師は森智恵子さんという、医師にして美容評論家の女性。

言われてみればほんまでっか!?TVとかで見たことある気がする。

美容関連の医師が推奨していると聞くと「すごい美容液」という印象を抱きがちですが、書いていることは「肌が引き締まった」「乾燥した室内でも潤いを保ってくれる」といういたって無難なコメントになっています。

美容評論家の医師を使用することで商品の信頼性を高めようとしているのでしょうが、基本的にただの広告塔。個人的にはあまりこういうのに惑わされない方がいいのかなと感じます。

再生医療センターが開発って本当?

シグナリフトは「再生医療センターが開発」という点を大きな売りにしています。

再生医療センターと聞くと、国立の研究センターや大学病院といったイメージを抱くのではないでしょうか?実際私も初めて見た時は「そんなに大きな機関が化粧品を開発したの!?」と驚きましたが、これは大きな勘違い。

シグナリフトが言う再生医療センターとは、厚生労働省から特定細胞加工物製造許可を得た「セルソース」という民間企業。国立の研究センターや大学病院といった機関ではありません。

なんかちょっと紛らわしいよね。

再生医療センター セルソースとは?

セルソースは2015年11月に設立された新しい企業で、事業内容は再生医療事業、医療機器販売事業など。

脂肪由来の幹細胞を用いることに長けているため、「脂肪幹細胞が持つコラーゲン精製能力に着目して開発した」とするシグナリフトが生み出されたと推測されます。

ぽっと出のベンチャー企業がOEM(相手先ブランド)製造業者に生産を委託し平凡な化粧品を垂れ流すビジネスモデルが横行する中、自社による研究開発で独自の化粧品を生み出している点は高評価。

シグナリフトでほうれい線は消えるのか?

最も気になるのはやはり「シグナリフトを使うことでほうれい線が改善・解消するのか?」という点でしょう。

ほうれい線は真皮のコラーゲンやエラスチンなどが破壊・変性することでハリや弾力が失われることに加え、加齢による顔全体のたるみが原因で表面化するため、そう簡単に消すことはできません。

肌に塗布するシグナリフトでどこまで真皮を修復できるのかは未知数な部分があるものの、独自技術であるシグナペプチドや5つの成長因子の効果には十分期待できると考えます。

それらに加え加水分解コラーゲンやヒアルロン酸という定評のある保湿成分も配合されているため、ほうれい線の改善に役立つのは間違いありません。

ただし、しっかりと刻まれてしまったほうれい線が完全に消えるほどの効果までは期待できません。これはシグナリフトの問題ではなく、肌に塗る美容液の限界。

食生活や生活習慣に加え加齢も大きく関わってくるほうれい線を外側からのケアだけで完全に解消することは難しいのです。商品の力を過信せず、それ以外の部分においても対策をすることが何より重要に。

とはいえ、シグナリフトは表皮や真皮環境の改善をサポートする上に顔全体の引き締めにも効果があるため、比較的初期の薄いほうれい線であればかなりの改善を期待できるのも事実。

少しでも早い段階で対策に乗り出すことが大事という結論に至るでしょうか。

シグナリフトの価格は?

シグナペプチドという独自の成分を配合するなど高い技術力が垣間見えるだけに、高そうなイメージがあるシグナリフト。

その価格はというと…

商品名 初回価格 価格
単品購入 10,800円
お試しコース(定期) 2,980円 8,640円

うん、まあ安くはない。

そこそこの美容液になると5,000~10,000円くらいザラではあるものの、一般庶民としてはちょっと二の足を踏んでしまう価格ですよね。

ただ、お試しコースであれば初回に限り2,980円、2回目以降は20%オフの8,640円となるため、ある程度のお得感はあります。

定期コースというと「最低3回以上の継続」などの制約があることが多くなりますが、シグナリフトの場合次回発送の7日前であればいつでも休止・解約が可能と良心的な設定になっています。

そのため、「とりあえず1回試してみたい」という場合でもお試しコースで注文したほうがお得。いまいち合わないと感じた場合は解約なり返金保証(後述)を適用するなりすればいいのですから。

そういった良心的な点まで考慮すれば、この価格もそこまで高いわけではないのかもしれません。

30日間の返金保証がある

シグナリフトはお試しコースに限り30日間の返金保証制度があります。

この制度はその名の通り、商品発送日から30日以内であれば商品代金の返金に応じるというもの。近年ネットを中心に販売する化粧品はこの制度を設けている企業が多いためご存知の方も多いでしょう。

実際の使用感、匂い、肌との相性などを確認するには十分な期間であるため、この制度があると安心して購入することができますよね。

ちなみに商品を返送する際の送料と返金の振込手数料はこちらが負担する必要があります

対象がお試しコースの初回分ということを考えると返金対象は2,980円。一方で送料と振込手数料の自己負担は1,000~1,500円くらいになるでしょうか。となれば戻ってくるのは実質1,500~2,000円くらい。

メーカーへの問い合わせ、梱包・配送の手続きまでの手間を考慮すると微妙な金額ではあるものの、30日間試すことができるうえに返金までしてもらえるのですから十分良心的といえるでしょう。

シグナリフトの総評

再生医療にかかわる企業が開発しているだけあって、その効果に十分な説得力を感じるシグナリフト。大手化粧品メーカーのようなブランド力がないからこそ中身で勝負している印象を受けました。

成分的にも他の美容液とは一線を画しているので、様々な商品を使ったけど効果がなかったという人に試してほしいと感じます。

価格的には定期コースでも8,640円と決して安くはないものの、初回は2,980円とお得になっていますし返金保証の制度もありますので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。

存在するだけで5~10歳も老けてしまうほうれい線の対策はスピードが命。しわが少しでも浅いうちに行動するようにしてください。

シグナリフトの詳細

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