アプリでのほうれい線加工は現実逃避

写真加工は現実逃避

鏡で見る自分と写真に写る自分の差に驚愕し「写真写りが悪い」と自分を納得させている人は多いと思いますが、写真の顔こそが客観的な現実なのです。しかしそれでは納得できずアプリなどで写真を加工する人が後を絶ちません。

近年のPCやスマホアプリの進化は目覚ましく、芸能界においても写真集やSNSにアップされた写真に「修正疑惑」がたびたび出ます。

写真は影をしっかりと捉えるため特にほうれい線やマリオネットラインなどのシワや肌のくすみが強調されやすく、鏡で見る自分と写真に大きな差が出やすいもの。だからこそついつい加工もしたくなりますよね。

少しでも写真写りを良くするため加工したくなる気持ちはわかりますが、それ、ただの現実逃避ですよ。

加工すれば写真上では綺麗になるが…

まず、私が適当な写真をちょろっと加工したものを見てもらいましょう。

写真加工の例

左が元の写真、右が適当に加工したもの。大雑把にやったので拡大してみると粗が目立つレベルのお粗末なものですが、パッと見はかなり若く綺麗になっているのではないでしょうか?

加工部位は明るさを足した上でほうれい線の除去を中心に、マリオネットラインと目の下のたるみを薄くしつつ、顔のラインを少しシャープにしています。目より上は一切触れておらず、若い人がやりたがる目を大きくする加工などはおこなっていません。

ほうれい線、マリオネットライン、目の下のくぼみ、四角い顔などの原因はすべて顔のたるみが主なもので、それをササっと消しただけでも印象って大きく変わりますよね。

少な目に見積もっても10歳は若返るこんな加工、やってみると自分の顔がみるみる綺麗になっていくのでついつい癖になってしまいます。

加工した写真はしょせんまがい物

写真を加工し綺麗な自分を作って満足したとして、それが何になるのでしょうか?

近年はSNS上でリア充や綺麗な自分をアピールする女性が増えています。見る人間がその自慢を望んでいるかどうかはさておき、それが本当の自分であればまだいいでしょう。

しかしSNS上だけで自分を良く見せている人も多いのが実情で、個人的には「それに何の意味があるの?」と感じてしまいます。

「見得」「虚栄心」という言葉を使えば解決してしまうでしょうが…

ほうれい線などのシワが気になるからと写真を加工する行為もこれと同様で、いくら加工して綺麗な顔に変化させても、老けた顔をした実際の自分という現実は変わりません。

「せめて写真だけでも…」という気持ちも分からなくはないものの、その労力は現実の自分を綺麗にする方向に使った方が良いと感じるのです。

ほうれい線を消す・改善する方法はいくらでもある

ほうれい線があれば5~10歳くらい老けて見られる場合が多くなり、それだけに写真だけでも消してしまおうと考える人もいるでしょう。

しかし写真を加工してほうれい線を消したからといって現実で消えるはずもなく、写真を見た周囲の人間は違和感を感じるでしょうし、実際の自分の顔を知らない人向けにSNSにアップするにしても虚しいもの。

幸いほうれい線やマリオネットラインなどは改善のための運動やマッサージが確立されていますし、効果的な美容液やクリームも出回っています。

当サイトでもそういったものをできる限り発信していますので、写真にハッキリと写るほうれい線は加工で表向きだけ消すようなことはせず、実際の自分から消すことを目指しましょう。

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