ほうれい線が出てくる年齢は何歳?

ほうれい線が気になる年齢

女性が最も嫌うシワといえば、5~10歳ほど見た目年齢を上げてしまうほうれい線。ある程度の年齢になれば多かれ少なかれ目立ってきてしまうほうれい線ですが、平均して何歳くらいから気になりだすのでしょうか?

芸能人なんか見ると50代になってもほとんど目立たない人がいる一方で、実生活においては20代でも目立ってきている人もいますよね。

ほうれい線は遅かれ早かれ多少は目立ってきてしまうものですが、少しでも遅らせたいと思うのが女心。そうなると気になるのは何歳くらいで目立ち始めるのが一般的かという点かと思います。

色々とデータを探ってきましたので、今の年齢に照らし合わせて自分の肌年齢を見つめ直してください。

ほうれい線と年齢に関するデータ

肌に関するアンケートについて、「ほうれい線を気にしている人の割合は?」でも使用しているようにロート製薬が女性309人を対象に詳しいデータを取っているので、まずはそちらを見て頂きましょう。

ほうれい線と年齢の関係

この中で見えてくるのは、どの年齢層においてもほうれい線は気になっているものの、30代以降はその割合が跳ね上がる点。

肌がピークを迎える20代前半あたりではほうれい線を意識することはあまりないものの、20代も後半に差し掛かってくると徐々に気にしだす…といったことが伺えるでしょうか。

ほうれい線を気にする人のデータ

こちらのデータでは少し趣が異なるものの、ほうれい線の原因である顔のたるみについては多くの女性が気にしている事が伺えます。ここでも30代以降は割合が急増しています。

もうひとつ、日経ウーマンのデータも見てみましょう。

気になる顔の劣化

こちらでも頬のたるみやほうれい線は年齢と共に気にされるようになっています。傾向としてはやはり20代から30代にかけて割合が大きく増えていることが見て取れるでしょうか。

白髪の割合が年齢と共に急激に増えてるけど、顔のたるみやほうれい線に比べれば全然大したことないだろうと突っ込んでおく。染めれ。

これらのデータは割合に大きな差があるものの、ターニングポイントは30代。この中では「30代」としか書かれておらず、詳細な年齢のデータ分からないものの、30代で大きな転換点を迎えることを考えれば中間の35歳前後というのがほうれい線を強く意識しだす平均的な年齢と考えられます。

なぜ30代半ばでほうれい線が出やすいのか?

女性の肌のピークは20代前半で、何もしなければ20代半ばからハリや弾力、表情筋、皮脂の分泌に至るまで徐々に衰えてくることになります。

しかしその衰えはすぐに表面化するわけではなく、長い時間をかけて少しずつ影響が出始めるのです。そのため20代後半でも若々しい人はいっぱいいるでしょう。

しかし30代に入ると徐々にその衰えを隠しきれない状況に。

それでも普段からケアをしっかり行い、肥満や食生活、生活習慣に気を付けている人であれば衰えも緩やかなものになりますが、多くの人は多かれ少なかれ不健康な要因をいくつも持っているもの。

それは肥満であったり、無理なダイエットであったり、ケア不足、喫煙、飲酒、運動不足…挙げだしたらきりがありません。

肌のピークから10年以上が経過するとハリや弾力の衰えも顕著になり始め、そこに様々な要因が重なると頬がたるんでほうれい線が出現…それが30代半ば付近でほうれい線が現れ気になりやすい理由となります。

個人差が大きい事にも留意

ただ、ほうれい線が現れだす年齢というのは個人差が非常に大きく、生活習慣や食生活、体型、生まれ持った顔の形など多くの要因が絡んできます。

そのため、この35歳というのはあくまでも目安となる年齢で、実際私の身の回りでも30歳でほうれい線が目立ち始めている人もいれば、40過ぎてもほとんど目立なたない人もいます。

丸顔の人はほうれい線ができやすいなど生まれつきのものもある程度影響しますが、一番重要なのは長年行ってきたケアの質や生活習慣。

そして、思いのほかほうれい線が早くできてしまったという場合も、その後の対処や運動、マッサージなどしっかり行うことで消したり薄くしたりといったことが可能になるので、諦めずケアに取り組んでください。

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