ほうれい線が歯ブラシで消える?

歯ブラシでほうれい線除去

毎日の生活の中で誰もが行っているであろう歯磨き。そこに着目し歯磨きを行う際に簡単なエクササイズを行ってほうれい線を消す歯ブラシエクササイズというものがありますが、果たして効果はあるのでしょうか?

これをやれば口輪筋が鍛えらるとともにマッサージ効果も重なり、ほうれい線が徐々に薄くなっていくとされています。

普通であれば朝晩1日2回、昼食後にも行うのであれば3回は行っているであろう歯磨きですから、そこにエクササイズを取り入れれば忘れることも少なく、理想的なほうれい線解消法と言えますが…

具体的にどうやるのか?ほうれい線に対してどの程度効果が見込めるのかなど、動画を交え検証してみたいと思います。

歯ブラシエクササイズの方法

密かに話題になっているこの歯ブラシエクササイズは、YouTubeにアップされている「宝田式歯ブラシエクササイズ」で、動画がこちらになります。

ポイントは以下の3つ。

  • ■歯ブラシを下に向け吸い吸い込んだまま8秒数える(3セット)
  • ■歯ブラシの背を使ってほうれい線を口の内側からほぐす(左右3セット)
  • ■歯ブラシの背でほうれい線を出しながら外から手で叩く(左右3セット)

それほど難しいことはなく、やればすぐに慣れるレベルのエクササイズで、時間にして3~5分程度になります。

歯ブラシを吸い込んで8秒数えると顔の筋肉がこわばっているのを感じるはず。これはそれだけ表情筋を使い鍛えていることを意味し、ほうれい線解消に表情筋が重要になる事実とも一致します。

歯ブラシの背を使ってほうれい線を押し出す動作にしても、口の中に親指を入れ中からほうれい線を押し出すマッサージが広く知れ渡っているので、これも理に適っているといっていいでしょう。

動画の女性である宝田先生の綺麗さもあってその効果に期待したいところ。

歯ブラシエクササイズに特化した歯ブラシ

こういった口の中からのエクササイズに注目してか、世の中には歯磨きと同時に口の中をマッサージし美容に繋げようという商品もあります。

キャンディー歯ブラシ こういったコブが付いた形の歯ブラシがいくつか販売されており、1本300~400円程度とさほど高くないので私も試しに1度使ってみました。

これを使えば意識せずとも口の内側からのマッサージに繋がり、ほうれい線の解消に役立つという触れ込みですが…

実際に使ってみると、葉の外側を磨く場面では頬の内側をマッサージしている感覚はあるものの、基本的に“邪魔”です(笑)

隅から隅までしっかりと歯を磨くために歯ブラシのヘッドは小さくするのが理想とされる中で、コブ付きの歯ブラシはその流れに逆行しています。

「歯ブラシとマッサージを同時に行えて一石二鳥」というよりは、「どちらも中途半端」という感は否めず、ほうれい線を消そうとこの歯ブラシを使った結果、磨き残しなどで歯や歯茎を痛め口臭や虫歯、歯周病の原因を作ってしまっては本末転倒です。

これなら、普通の歯ブラシを用い宝田式のエクササイズを行いつつ、しっかりと歯磨きしたほうが良いと私は感じました。

劇的な効果までは望めない

歯磨きエクササイズは毎日複数回行う歯磨きのついでにできるため忘れにくいというメリットがあるものの、歯磨きとほうれい線のマッサージなどが同時に行えるわけではないのは残念なところ。

それならちゃんと歯磨きした上で他のエクササイズを取り入れた方が効果的なのではないかと感じました。

だからといってコブ付きの歯ブラシでは歯磨きが疎かになりかねないので、こちらもやはりおすすめできません。

また、歯磨きの際のエクササイズを行うとすると、朝晩、もしくは朝昼晩に実施することになると思います。しかし朝は時間に余裕がない人も多く「忙しい朝にのんびりエクササイズなんてやってられるか」となりがち。

歯を磨くときはそれに集中し、ほうれい線エクササイズは別途入浴中やテレビを見ている時などに行う…それで良いような気がします。

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