ペットボトルでほうれい線を消す2つの方法
一度できてしまうと消すことが難しいほうれい線。しかし口輪筋や頬の筋肉を鍛えることにって解消できる可能性があります。そこでおすすめしたいのがペットボトルを用いた方法。
PAO(パオ)のように口にくわえて口輪筋や頬の筋肉を鍛える機器も存在しますが、1万円以上するためちょっと手が出しづらいですよね。でもペットボトルなら手軽に手に入る上にタダ。
とりあえずペットボトルでしばらく試してみて、続けられそうなら専用の機器を購入するという手もありますしね。
では具体的にペットボトルをどう使えばほうれい線対策になるのか?いくつかの方法が存在しますので、それらをまとめて紹介したいと思います。
ペットボトルエクササイズがほうれい線に有効な理由
ここでは2つのペットボトルエクササイズを紹介しますが、そもそもなぜペットボトルでほうれい線対策ができるのか?
ほうれい線というのは頬のたるみによって表面化するもの。そのたるみの大きな要因として挙げられるのが以下の2つです。
- 真皮の衰え
- 口や頬の筋肉の衰え
真皮の衰えに関しては紫外線や乾燥など様々な要因が考えられ、肌のケアや食事、サプリメントなどの対策が必要になります。一方で口の周りの口輪筋や頬を支えている頬筋は鍛えることで顔が引き締まりほうれい線の改善に繋がります。
専用の機器を使わなくても誰でも簡単に手に入れることができるペットボトルを使えば口輪筋や小頬骨筋、大頬骨筋などを簡単に鍛えることができます。
どこにいても短時間で行うことができ、場合によっては出先でも簡単に手に入るペットボトルを使ったエクササイズはほうれい線解消の強い味方になってくれるはずです。
空のペットボトルを使ったほうれい線対策
まずはお茶とか水とかに使われる2リットルの空のペットボトルを用意します。1.5リットルや500mlのものでも構いませんが、持ちやすさと容量から2リットルがベストという印象。
そうしたら口の部分をくわえ、お知りに力を入れてからゆっくりと、かつ目いっぱい吸います。「もうこれ以上吸えない」と感じるくらいまで。
そこで5秒ほど息を止め、今度は頬を目いっぱい膨らませ息を吐きます。そこでも「もう吐けない」と感じるまで息を吐き切ります。
これを1セットとし、1日3回行うようにしてください。参考の動画も載せておきます。
実際にやってみると分かりますが、普段使っていない筋肉を使うせいか、慣れないうちは頬から口、首筋にわたって疲労感を感じると思います。これこそが筋肉を鍛えられている証拠。
この方法はペットボトルさえあればどこでも行えるので、暇な時間はもちろん出先などでも行えるのが強み。
ただし、結構な間抜け顔になるので人の目のないところで行いましょうね。
500mlに水を入れて行う方法
次の方法は500mlのペットボトルを使って行います。2リットルは普段買わないような人でも500mlのペットボトルであれば身近にあると思われます。
その中にあらかじめ100mlの水を入れておき、下を向いたうえでそれを歯を使わず唇の力だけでくわえ10秒間維持します。出先などであれば飲み物を100mlだけ残して行ってもOK。これを1日3回行います。
これだけで口輪筋や頬の筋肉が鍛えられます。
参考動画も載せておきます。女性のアヒル口にちょっとイラっとくるのは私だけ?
なんだか簡単なように感じるかもしれませんが、実際にやってみると思いのほか大変。これを10秒間維持できない場合、口輪筋が衰えていることになります。
どうしても無理なようであれば中の水を減らし、慣れてくるにしたがって徐々に増やすといいでしょう。
余裕があれば水を増やしたり回数や時間を増やしたり、少し持ち上げてみたりするとより効果が期待できますので、状況に応じてアレンジしてみてください。
いつでも行えるペットボトルエクササイズ
これらペットボトルエクササイズは簡単に材料が手に入り、かつ時と場所を選ばないのが大きな強み。時間も1分程度で済むため気軽に行うことができます。テレビを見ている時や入浴中などに取り入れると時間を無駄にすることもありません。
息を吐いたり吸ったりする方法は2リットル、水を入れて加える方法は500mlのペットボトルが適しているものの、どちらも大きさ問わず行うことができますので、1つのペットボトルで両方やってみるのもいいでしょう。
やってみて感じるのは「口回りの筋肉の疲労がすごい」という点。ほうれい線やたるみに影響する口輪筋や小頬骨筋、大頬骨筋を普段いかに使っていないかが分かるはず。
ほうれい線は何も対策をしないとどんどん深くなってしまいます。そして深くなればなるほど改善が難しくなってしまうのです。
加齢と諦める前に、ペットボトルを使って対策をしてみてはいかがでしょうか。
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