10代なのにほうれい線が出る原因は?
上の画像は制服を着ているだけで若くありませんが、女性の中には上図とは逆に若いのにほうれい線がくっきりと現れてしまっている人がおり、中には10代でも気になるレベルである場合も。
本来肌の老化や衰えで現れるはずのほうれい線ですから、まだまだ成長途中の10代で出ることなど考えられないような気もしますが…
しかしそうはいっても実際にほうれい線に悩む10代の女性は存在し、これを見ている人もその中の一人なのかもしれません。
10代という若さでほうれい線が現れてしまうその原因に迫ってみたいと思います。
10代でほうれい線が現れる原因
一般的にほうれい線は加齢による肌の衰えや老化に加え、紫外線や乾燥、タバコなど様々な要因によって現れてくるものですが、これらは肌を徐々に蝕むものであり、まだまだ成長途中の10代という若さにおいてこれらが原因でほうれい線が現れる可能性は低いといえるでしょう。
それを踏まえ考えられる原因はというと…
■骨格
肌のピークを向けかえる前の10代においてほうれい線ができてしまう原因としてまず考えられるのが、生まれ持った顔の骨格によってほうれい線ができてしまう可能性です。
例えば、ほうれい線の周辺にある部分の骨が周囲に比べ凹んでいたり出っ張っていたりすればほうれい線ができやすくなるのは想像に難くないと思います。
また、出っ歯である場合口周辺も出っ張ってしまうため、どうしてもほうれい線が現れやすくなります。
肌の衰えの可能性がない10代でほうれい線ができてしまう一番の原因は骨や歯、口の形による可能性が一番高いといえるでしょう。
■過度なダイエット
過度なダイエットによるほうれい線はどの年代でも起こりえること。
しかし、肌のハリや弾力がMAXと言ってもいい10代の女性は「かなり細め」程度でほうれい線が出ることはほとんどありません。
しかし摂食障害などにより病的に痩せてしまうと、肌のハリや弾力を保つ上で欠かせないビタミンやアミノ酸はもちろん、様々な栄養素が極端に不足するため、ほうれい線が現れてしまうことがあります。
細いほど美しいと考える女性もいますが、決してそんなことはなく、特に男性目線では標準よりやや細いくらいが最も好まれる体型。身長160cmなら体重は45~48kgを意識すると男性受けもいいでしょう。
どうやったらほうれい線は消えるの?
ほうれい線を消す方法を考える上でまず原因を特定することが極めて重要になり、実際にネットなどで10代のほうれい線の原因を調べると、以下の原因を見かけることも多いかと存じます。
- ■紫外線
- ■肌の乾燥
- ■体の歪み
- ■表情筋の衰え
これらは確かにほうれい線の大きな要因ではあるものの、これらの影響が顕著に出だすのは早くても20代後半、多くは30代になってからで、肌ピッチピチの10代女性がこれらの原因でほうれい線ができることはまず考えられません。
上でも書いたように、よほど病的なもの以外は生まれついての顔の骨格や歯並びが大きな原因になるはず。
顔の骨格が問題である場合はそう簡単にどうにかなるものではないものの、顔の体操でより表情筋を鍛えると改善する可能性があります。また、それ以上悪化させないために紫外線対策や保湿ケアに力を入れるのも良いでしょう。
一方、出っ歯など明らかには並びが悪い場合、可能であれば歯列矯正を行うべき。
定期的に歯医者に通う必要がある上に、矯正装置を付け始めて数ヶ月は痛みがある場合もあり、しかも費用的に40~100万円くらい必要になるのでご家族の協力が必須になると思いますが、歯並びがきれいになると冗談抜きで人生が変わります。(経験者)
社会人であればローンという方法もあります。
基本的に借金は嫌いなのであまりおすすめしたくはないのですが、歯列矯正に関してはほうれい線のみならず美容面においても極めて効果が大きく、しかも一生ものなので、ローンを組んででもやっておいて損はありません。
10代のほうれい線を消すのは大変
10代など若いうちから存在するほうれい線は生まれついてのものが影響している可能性が高いので、場合によっては30代以降のほうれい線以上に消すのは大変かもしれません。
そういった場合でも美容整形でヒアルロン酸などを注入すればかなり薄くなるとは思いますが、せっかくの若い肌に針を指すことはおすすめしません。
出っ歯で口全体が前に出ている場合は歯列矯正で治る可能性があるので、将来の事を考慮しやってみる価値は十分あります。
しかし明らかに顔の骨格が影響している場合、それが自分の個性だと割り切り他の部分を伸ばすことを考えるのも手ではないでしょうか。
10代であればもう少し顔が変わり、ほうれい線が薄くなる可能性もありますしね。
保湿ケアや顔の体操、紫外線対策をしっかりと行うことで改善する可能性もありますので、これ以上ほうれい線を濃くしない目的も兼ね入念なケアを心がけることも忘れないで下さい。
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