運動不足がほうれい線を深く刻む

運動不足とほうれい線

ほうれい線ができてしまう原因は様々あれど、意外なところで運動不足も影響しているって知っていましたか?顔の運動(エクササイズ)ではないですよ。体の運動の方です。

一見関係がなさそうな運動とほうれい線の関係ですが、知れば知るほど納得せざるを得ず、運動嫌い兼運動不足気味の私も「運動しなければ」と痛感したほど。

なぜ運動不足がほうれい線を作り出し深くしてしまうのか?その謎に切り込んでいきたいと思います。

運動不足がほうれい線に与える影響

近年は自宅に居ながら買い物できたり、どんな建物にもエスカレーターやエレベーターが設置されていたりと色々便利になっているものの、そうなれば当然運動量は減ることになり、自発的に運動を取り入れている人、ハートな仕事をしている人以外はほとんどの人が運動不足なのではないでしょうか。

運動不足が体に良くないことは誰しもが分かっているものの、これが顔のシワやほうれい線を増やしたり深くしたりしてしまうなど美容に悪影響があるのであれば看過できないですよね。

そんな運動不足がどうほうれい線に影響してくるのか?

■血行やリンパの流れが悪くなる

顔の肌にとって大敵とされるのが乾燥や紫外線ですが、もっと基本的な事…肌の健康な栄養や酸素をしっかり補給し、一方で老廃物をちゃんと排出することは忘れがち。

健康的な肌を維持するために必要な栄養素や酸素は血液が運び、老廃物はリンパに乗って排出されますが、運動不足になるとこれらが滞りがちになり十分な栄養が行き渡らなかったり老廃物が溜まったりして肌に悪影響が出始めます。

新陳代謝が低下した肌では皮膚にとって極めて重要なコラーゲンなどを作る線維芽細胞の機能が低下、顔の皮膚は急激に老化していくことになるのです。

■代謝の低下

上の血行などにも繋がる問題なのですが、運動不足は血行やリンパの流れを悪くするだけではなく、筋肉量の低下も招きます。

それでなくても男性に比べ基礎代謝が低い傾向にある女性が運動不足に陥ると筋肉量が減りさらに代謝が低下、血行やリンパの流れに悪影響を及ぼします。

運動しないことによる血行やリンパの流れの悪化に基礎代謝の低下が重なり、ほうれい線がくっきりとできてしまう原因に。

■肥満

運動をほとんどしない場合消費カロリーが少なくなってしまうため、どうしても太りやすくなります。

顔に肉が付くとハリが出てシワが目立ちにくいと思っている人もいるかもしれませんが、それはあくまでも若いころの話であり、加齢と共に肌のハリが無くなり頬の肉がたるんできてほうれい線の大きな原因になってしまいます

運動不足の人の場合筋肉量が少ないことから基礎代謝も低下し、加齢によっても基礎代謝は落ちますから、若い頃から食事量が変わっていないとしても徐々に太ってくることになります。


運動不足によって出てくる可能性があるほうれい線の原因は代謝の低下と肥満に集約されるといっていいでしょう。

ちょっとした意識がほうれい線予防に

軽い運動でほうれい線予防

様々な面で便利になっている現代人が運動不足に陥るのは当然と言えば当然で、それを解消するには意識的に体を動かす必要があります。

理想を言えば毎日30分程度のウォーキングなど有酸素運動を取り入れると良いのですが、仕事で忙しい現役世代の場合なかなかそういった時間を取れないという場合も多いでしょう。

そういった場合は日々の生活に下記のような行動を取り入れてみて下さい。

  • ■エレベーターやエスカレーターを使わず階段で上り下りする
  • ■買い物の際少し遠くに停めて歩く距離を伸ばす
  • ■テレビを見ている時などちょっとした運動をする

これらで消費するカロリーなど数十kcal程度のものですが、それでも筋肉量や基礎代謝の低下を抑えることができますし、仮に1日50kcal多く消費すれば1年間で脂肪を約2.5kg減らせる計算になります。

化粧品やメイクにこだわるよりこれらのほうがよっぽど健康的かつ美容面でもプラスになりますので、最近ほうれい線が目立ってきて運動不足を実感している人はぜひ参考にしてみて下さい。

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