目元の衰えとほうれい線の関係

目元の衰えとほうれい線

年齢と共にシワやくすみ、たるみが出てきてしまうのはある程度しようがないものの、「目元の衰えとほうれい線が同時に来た」という人も多いのではないでしょうか。一見関係なさそうな両者ですが、実は密接に関係しています。

目元が衰えるだけでも見た目年齢が上がってしまうのに、それにつられてほうれい線まで現れたら一気に老けてしまいますよね。

なぜ目元の衰えとほうれい線に関連性があるのか?

これを知ることで目元の衰え・ほうれい線双方の予防にも繋がりますので、ほうれい線を消したいと感じている人は参考にしてみて下さい。

目元が衰えるとほうれい線ができやすい理由

では、なぜ目元が衰えるとほうれい線ができてしまう可能性があるのか?

そもそも目元の衰えというのは目の周りの筋肉が衰えたり、肌の弾力やハリが失われたりすることで起きます。

加齢とともに目の下がたるんできたり、目じりが下がってたれ目になってきたりするのは多くの人が実感していると思いますが、それらは肌のたるみによって引き起こされます。

顔の肌というのは一続きであるため、目元の肌がたるんでくると下の肌を押し下げる力が働き、結果頬周辺もたるんでくることになります。

目元と頬のたるみ

髪の毛と共に頭皮を上に引っ張るお団子ヘアやポニーテールをすると目元や頬のたるみが解消され若く見えるのとは逆に、目元がたるめば頬もたるみやすく、ほうれい線となってくるのです。

目元のたるみを解消すればほうれい線も消えるの?

では、マッサージや顔の体操、スキンケアなどで目元の衰えを解消すればほうれい線も連動して消えてくれるのでしょうか?

実際問題として目元のたるみを軽減したからといってほうれい線まで軽減させるかというと、そう簡単な問題ではありません。

顔のたるみというのは1部分だけ集中して発生することはあまり考えられず、目元がたるんでいれば他の場所も多かれ少なかれたるんでいますし、逆にほうれい線ができるほど頬がたるんでいれば目の周りにもそれなりのたるみが発生しているはず。

そんな中で目元だけリフトアップに取り組み、そして若干たるみが解消されたからといってほうれい線が消える事は期待できないでしょう。

目元の衰えはほうれい線の原因になりえるが、そこだけを解消したからといってほうれい線が消えることはないのです。

目元と頬の肌は連動しているとはいえ、ほうれい線を消すには口輪筋など口回りの筋肉を鍛えるのはもちろん、顔全体の筋肉やハリ、弾力を取り戻すつもりで取り組むのがほうれい線解消の近道といえるでしょう。

必ずしも連動しているとは限らないが…

目元の肌の弾力やハリが失われたるみが発生するとほうれい線ができやすいのは間違いないものの、だからといって必ずほうれい線が現れるわけではありません。

それは各部の衰えの程度はもちろん、肥満や生活習慣、顔つき、生まれ持った顔の造りなども大きく影響し、人によって衰えが出やすい場所が違うから。

とはいえ目の下や目尻にたるみを感じているのであれば、いつほうれい線が現れてもおかしくない状況といえます。

できてしまってから消すのは大変でも、できる前にケアすることでほうれい線出現をかなり遅らせる事は十分可能。

病気などでもそうですが、早め早めの対策が何より重要になりますので、「なんか目元に衰えが…」と感じたのであれば、今すぐにでも対策するようにして下さい。

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